わたしと他人しかいない世界に生きてます

自分という存在を変態的に観察しまくる人のアタマの中。不定期。

原因がわかると安心、と妄想をする人たち

自分もそうだし

多くの人がそうだけど

何かネガティブなことが起きているとき

 

原因がわかれば安心

 

と考えがちですね。

 

でも

本当にそうなのかって

考えたことあります?

 

 

たとえば

自分が今、不幸だと感じているときに

原因を考えることって多いと思うんですが

 

そういうとき

「悪い親だったから」

「今の環境が良くないところだから」

「占いで悪い結果が出てたから」

とか、いくらでも原因が掘り出せますよね。

 

 

でも

どんなに過去を振り返って

原因を探ったとして

「今、自分がどうするか」

「これから自分がどうするか」なのでは

と思うのです。

 

原因がわかったら

なんか安心しちゃって

それ以上進まない人もたくさんいます。

 

あと

原因がそもそもないこともあります。

 

なんとなく理由付けできると

問題が片付いたように見えてしまうんですが

実は振り返っただけで

先に進んでないんですよね。

 

 

以前、何か失敗したときに

「なぜこうなったんですか?」

と聞かれましたけど

 

「間違えたからですね」

と返答したら

めちゃくちゃ怒られたことがあります。

 

もっと立派な(?)理由が欲しかったみたいなんです。

 

ねえよ、んなもん。

 

 

結局

なにかあって欲しい

場合によって情状酌量してやろうという

お気持ちが原因で

めちゃくちゃ怒られたわけですが

 

こちらからすれば

優しさという名の余計なお世話です。